白いぼうしのうれしい感想が届いています。

 「あしなが白いぼうし」にご協力いただいた皆様のおかげで、ぞくぞくと授業の感想のお手紙が届いております。


 「あしなが白いぼうし」とは?


 非常にうれしいことでございまして、これもご協力していただいた皆様のおかげだと、心から感謝申し上げます。
 本当にありがとうございます!



 現在八朔の摘果作業真っ只中です!
 出来るだけ多めに落としてあげると、大きな実になりますので、摘果作業も大変です。
 
 落としたあとの地面を見てみますと、ご覧のとおり。

 この子たちが、また土に還り、新たな肥料となってくれます。
 残った実のためにも、二重の意味で貢献してくれています。

 摘果作業の体験希望がございましたら、大歓迎ですので、お気軽にお問い合わせくださいませ。

「はるみ」の摘果を行っております。


 薗田さんの桃、現在少しづつ発送が始まっております。




 梅雨の湿気がムンムンのなか、現在「はるみ」の摘果中でございます。
 
 ここだけの秘密ですが、美味しい柑橘「はるみ」は、他のフルーツに比べて樹の弱りが激しく、栽培しにくい品種です。

 栽培しにくい品種は、えてして糖度の高い品種です。

 糖度が高いとどうしても、樹は実に栄養を奪われてしまいます。
 栄養を奪われてしまうという表現はあまり正しくなく、実に栄養を送ってあげます。
 
 実は種を残す、樹の子孫を残す大切な子どもですから、樹は葉を落としてでも実を守り抜きます。
 
 ですので、糖度の高い実は、どうしても実にたくさんの栄養を送ってあげるため、新しい葉が出ず、樹が弱ってしまうのです。
 母親が、子どもの為に自分の実を削るのと一緒かも知れません。

 


 ですので、そんな「はるみ」ちゃんは、なるべく早く樹についている実を少なくしてあげて、樹の負担を減らしてあげる必要があるんです。


 特に、樹の上に付いている実は、早めに落としてあげる必要があります。

 なぜかと言いますと、ここだけの秘密ですが、成長ホルモンのオーキシンは、樹の上側、重力に逆らって活性化するからです。

 つまり、樹の上部に成長ホルモンであるオーキシンを、なるべく多く送ってあげることで、樹が栄養成長になり、樹の元気さを保ちつつ、樹の下側で実を付けて、実を生らせながら、樹も元気な状態に持っていき、毎年収穫できる樹にしてあげるんです。

 ですので、今の時期は、樹の上側3分の1程度の実は、すべて落としてしまって、さらに下側になっている小さい実も出来るだけ落とし、樹になっている実を少なくしてあげます。

 こうしてあげますと、樹の負担も減り、樹の上部は成長ホルモンオーキシンが活性化し、新しい葉を芽吹かせ、樹も元気を保ちつつ、樹の下側では元気な実を作ってくれます。
 いわば、カンガルーが両手を広げて草を食べていながら、お腹の袋で赤ちゃんを育てているのと、同じような感覚でしょうか(違うかも!?)

 ということで、新メンバーのIさんと一緒に、「はるみ」の摘果を急いでおります↓ 


 これからは、デコポンや「はれひめ」など、糖度の高い品種から順次摘果を行ってまいります。
 
 紀州里山で頑張っておりますので、皆様もご体験希望の方はご連絡下さい!

耕作放棄地を開墾します!

 5月から現場の仕事を一緒にしてもらっていますIさんです。
 和歌山市から毎日仕事に来てもらっています。
 農業経験が豊富で、茨城県の公務員試験にも合格実績のある優秀な方です↓

 真面目に働いてくれまして、大助かりです。


 Iさんが主となって、今年から借りられることなった隣の園地を開墾です。
 将来的には、Iさんが独立できればと思っております。
 昔はみかんが植えてあった園地も、今は竹やぶになっており、開墾が大変です↓

 
 チェーンソーを使って、Iさんは慣れた手つきでどんどん開拓してくれます。
 自給率アップを目指し、一緒に頑張ってまいります!


 キンカンの花は、今の時期に咲くんです。
 他の柑橘とは、全然違う時期に咲いております↓
 同じ柑橘なのに、不思議です。


 摘果をしておりますと、鳥の巣を発見! 
 今回の巣は、穴が深かったです。
 飛び立った後でした。



 こちらはライムの赤ちゃんです。
 早く大きくな〜れ!



 大型の食品乾燥機を購入しました!
 これで何ができるか!?
 何をしていくか!?
 ご期待下さいませ!

園地に水っ気が無いです。

 天気が続く紀州観音山の園地です。
 今日も最高気温は、15時に30.1℃。
 連日30℃近くになっております。

 今年5月の総雨量は、平年(156.5mm)に対し、85mmの54%。

 梅雨時の6月20日までの総雨量は、平年(149mm)に対して、24.5mmと16%しかございません。

 春に出た新芽の次の二番芽が出る時期でもあり、接ぎ木をした芽も水分を欲しがっています。

 来週から雨の予報ですが、天の神様、どうぞ雨をお願いします。

多子化な園地

 少子化な日本ですが、観音山の園地は今の時期、多子化でございます。
 こちらはレモンの赤ちゃん達↓

 10月までには一人前になってくれるでしょうか。


 そして、摘果をしたレモンの赤ちゃん達↓
 摘果しないと大きな実が採れませんし、樹も弱ってしまいます。


 こちらは「せとか」の赤ちゃん達です↓
 冬の大活躍まで、成長を続けます。


 雨が例年に比べて約4分の1程度しか降っておりません。
 近くの紀ノ川用水の水を汲んで、水やりです。


 これは今年植えたライムの苗木です。
 早く大きくなっておくれやす↓



 今年も柑橘農家の大天敵、ゴマダラカミキリ君が出没し始めました。
 君達が生きていかなければいけないのは分かるが、私達も生きていかないといけないのじゃ。 








 虫のあとの画像にふさわしくないですが。。。
 大阪のケーキ屋「五感」様の「観音山檸檬ロールケーキ」を知り合いの方が買ってきてくれました。
 「観音山檸檬」としっかり記載して下さっていました。
 本当にありがとうございます!

 美味しかったです!
 ぜひ「五感」様でどうぞ!

研修生さんと農業!

*[みかん][せとか][レモン][ライム][柿][はちみつ]研修生さんと農業!

 最近の観音山では、東京からの研修生Aちゃん、原木シイタケ栽培に挑戦中のIさん、シルバー人材センター様からの助っ人Tさん、元大手機器メーカーのNさんと多くの方でにぎわっております。

 はちみつを採蜜しているIさんに見学させてもらったり、


 新しく植えた苗木に水をあげたり、


 腰上まで伸びた草を、草刈りスト5号で刈ったりしています。

 
 北海道のお客様からは、御礼の北海道名物を頂きました。
 こちらこそ、ありがとうございます!
 北海道気分に浸らせて頂きました。

日本の国鳥キジの卵が!!


 温かくなり、草も成長が早いです。
 どんどんと背丈が伸び、樹に草がかかってきます。

 その草をかき下ろす作業をしておりますと、足もとからいきなり鳥が飛び立ちました!
 (草をかき下ろした樹↓)



 飛び立った鳥は、日本の国鳥キジくんでした!
 私めがけて「フ〜フ〜!!」と怒っております。
 襲いかかってきます。

 飛び立ったところを見てみると、キジ君の卵達がありました。


 草の中に巣を作り、卵を温めているところに、人間の私が草を刈りに来たため、卵を守るために私に襲いかかって来たのでした。
 畑の中に一人の私としましては、キジにのど元を突かれないかと焦ってしまい、退散しました。
 
 キジ君には申し訳ないことをしました。
 その部分は、草をかき分けることなく、そのままにしておきました。
 元気に子供達が巣立ってくれればと思います。
 頑張れ!



 場所を移して、レモンの樹の草をかき分けておりました。
 
 こんな感じで草が樹を覆っております↓


 すると、どうでしょう。
 今回もまた鳥さんの巣です↓
 分かりますか?


 
 アップにさせてもらいました。
 親鳥はおりませんでしたが、遠くから私の様子をドキドキしながら見ていたことだと思います。

 この草も書きおろすことはできません。
 早く大きくなって、巣立って下さいませ。



 
 レモンの花ももうすぐ咲きそうです。
 レモンの花はピンク色なのでございます。



 こちらはレモンの芽です。
 レモンは芽も花も、赤みを帯びております。
 他の柑橘達と少し違いますね。



 柿の接ぎ木をした部分も、きっちりと接げておりまして、芽が膨らんできました。
 よかったよかった!


 こちらはみかんの花です。
 いい香りを出してくれそうです。
 ミツバチ達の出番ですね!



 こちらは「はれひめ」の花です。
 今年も美味しく実ってくれや〜。