今年の はるかの花も 終盤で

今年は木によって開花状況が違い,開花の早い木から遅い木までの期間が長く,その間,好天に恵まれましたので,ミツバチ達も沢山の蜜を集めることが出来たようです.今年の我が家の園地では,「はるか」が一番遅咲きで,みかんの蜜集めにミツバチさん達は沢山集まって来ていました.

はるかの近くにあるデコポンはほぼ開花を追え,小さな果実が見えています.

沢山の花が咲きましたが,うまく受粉出来ていない果実はすでに黄色くなって落ち始めています.左の果実はそれです.今年は開花時以降に25度以上の高温が続きましたので,落果(生理落果と言います)が多いようです.あと一週間もすれば新葉が緑化して光合成を始めますので,力を付けた果実は一気に大きくなります.新葉がキラキラしてきれいでしょ.小さな果実の上に付いている細長い白い部分は「柱頭」と言って,この丁部に花粉が着いて,花粉から根を出して果実のところまだで達して無事受粉ができます.
外からは見えないところで生命の神秘が息づいています.