父母の しきりに恋し 雉子の声 芭蕉
今日はただ夢中でデコポンの下草刈りをしていたのですが、「ハザカケ」で草を刈った瞬間「キキー」と鳴いて、足元から何かが飛び立ったんです!
雉(キジ)だったんです。
こっちもビックリしましたが、雉の方がもっとビックリしたと思います。なんせ相手は何十倍もの大きさなんですから。
なぜそんな直前まで雉はその場を離れなかったのか。それは卵を温めていたからなんです。人間が怖かっただろうにそんな直前まで卵を守った雉に感激です。卵はなんと10個もありました。雉の卵を見たのは初めてだったので、新鮮でした。
でも卵が無事で、良かったです。
周りの草を半分程度刈ってしまったので、彼女は戻ってくるのかなぁと心配だったのですが、しばらくして行ってみると、ちゃんと卵を温めていました。
さすがお母ちゃんですね。
少し見づらいですが、彼女はしっかりと卵を温めております。
昔10年ほど前、雉の保護をしているとかで卵を見つけたら役所が取りに来て孵化をさせる取り組みがあったらしいので、今でもやっているのか役所に聞いてみますと、「今はその取り組みは行っていないが保護する事は大切なので見守ってあげてください」とのことでした。
一万円札の絵柄にもなった国鳥の雉。孵化日数はだいたい25日程度らしいので、これからしばらく彼女を見守っていきたいと思っています。
↓デコポンの樹に他の鳥の巣も見つけましたが、これはもう巣立った後でした。